2017年4月からのスケジュールはどうなるの?
主な見直し及び変更点(7歳までの予防接種スケジュール)
「2017年4月版(2017年4月作成)」は、「2017年4月版(2017年2月作成)」に以下の変更を加えました。
- 四種混合5回目のコメントに注釈を追加。
・四種混合ワクチンの5回目のコメントに「添付文書に記載はないが、接種を推奨」の注釈を追加しました。
- 水痘2回目およびおたふくかぜ2回目にコメントを追加。
・水痘とおたふくかぜの2回接種の必要性を追加しました。また、おたふくかぜワクチンの2回目と水痘ワクチンの3歳以上の2回目は、添付文書に記載がないため注釈を追加しました。
- 凡例を追加。
・「添付文書に記載のないおすすめ接種時期」の凡例を追加しました。
2017年4月からのスケジュールはどうなるの?
主な見直し及び変更点(7歳までの予防接種スケジュール)
- B型肝炎のスケジュールを変更。
・定期接種化の移行時期によるスケジュールの幅を見直し、3回目の接種時期を定期接種の推奨期間とあわせ「7-8か月」としました。また、1歳以上児へのB型肝炎ワクチンのキャッチアップ接種の推奨を記載しました。
- 四種混合のスケジュールを変更。
・四種混合ワクチンの接種者の抗体低下による百日せきの感染を予防するため、MRの2期に合わせて5回目接種(乳児への家族内感染が心配な場合は4歳以降での接種)を推奨しました。この時期の接種はWHOも推奨しています。
- おたふくかぜ2回目のコメント。
・おたふくかぜワクチンについては2回の接種回数が認知されてきましたので、吹き出しでのコメントを削除しました。
- BCGと四種混合3回目の同時接種。
・BCGの個別接種化の自治体の増加にともない、個別接種でのスケジュールを記載しました。
- 1歳の同時接種を6本に拡大。
・これまで、1歳0か月でMR・水痘・おたふくかぜの3本、1歳1か月でヒブ・小児用肺炎球菌・四種混合の3本で同時接種をまとめ、6本同時接種は吹き出し内で記
載していました。同時接種が一般的になったことから、1歳0か月で6本の同時接種を推奨するスケジュールを記載しました。
- 水痘とおたふくかぜの掲載順序を変更。
・水痘の次におたふくかぜを掲載しました。
- 任意接種の説明を変更。
・表の凡例にあります任意接種の説明部分「ワクチンによっては公費助成」を「自治体によっては公費助成」に変更しました。
主な見直し及び変更点(0歳予防接種スケジュール)
- B型肝炎のスケジュールを変更。
・定期接種化の移行時期によるスケジュールの幅を見直し、3回目の接種時期を定期接種の推奨期間とあわせ「7-8か月」としました。また、1歳以上児へのB型肝炎ワクチンのキャッチアップ接種の推奨を記載しました。
- 1歳の同時接種を6本に拡大。
・これまで、1歳0か月でMR・水痘・おたふくかぜの3本、1歳1か月でヒブ・小児用肺炎球菌・四種混合の3本で同時接種をまとめ、6本同時接種は吹き出し内で記載していました。同時接種が一般的になったことから、1歳0か月で6本の同時接種を推奨するスケジュールを記載しました。
- BCGと四種混合3回目の同時接種。
・BCGの個別接種化の自治体の増加にともない、個別接種でのスケジュールを記載しました。
- 水痘とおたふくかぜの掲載順序を変更。
・水痘の次におたふくかぜを掲載しました。
- 任意接種の説明を変更。
・表の凡例にあります任意接種の説明部分「ワクチンによっては公費助成」を「自治体によっては公費助成」に変更しました。
2016年10月からのスケジュールはどうなるの?
2016年10月1日からB型肝炎ワクチンが定期接種となります。それにともないB型肝炎ワクチンのスケジュールを変更しました。
主な見直し及び変更点(7歳までの予防接種スケジュール)
- 2016年10月のB型肝炎ワクチンの定期化にともない、接種スケジュールを変更。
・定期接種の開始時期、対象年齢を明記しました。
・2016年4月~7月生まれ児の接種スケジュールを考慮し、接種の推奨期間を1歳未満までとしました。
主な見直し及び変更点(0歳予防接種スケジュール)
- 2016年10月のB型肝炎ワクチンの定期化にともない、接種スケジュールを変更。
・定期接種の開始時期、対象年齢を明記しました。
・2016年4月~7月生まれ児の接種スケジュールを考慮し、接種の推奨期間を1歳未満までとしました。
2016年2月からのスケジュールはどうなるの?
2016年2月5日開催の第14回厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会予防接種基本方針部会にて、2016年10月にB型肝炎ワクチンを定期の予防接種として導入する方針が発表されました。これにより、B型肝炎ワクチンのスケジュールを変更しました。なお、2016年9月頃に、B型肝炎ワクチンを定期接種にした改訂版を発行する予定です。
主な見直し及び変更点(7歳までの予防接種スケジュール)
- 2016年10月のB型肝炎ワクチンの定期化にともない、接種スケジュールを変更。
・3回目のおすすめ接種時期:「9か月」→「8か月」
・推奨スケジュール「2か月、3か月、8か月」は母子感染防止事業の対象者を除くことを明記しました。
主な見直し及び変更点(0歳予防接種スケジュール)
- 2016年10月のB型肝炎ワクチンの定期化にともない、接種スケジュールを変更。
・3回目のおすすめ接種時期:「9か月」→「8か月」
・推奨スケジュール「2か月、3か月、8か月」は母子感染防止事業の対象者を除くことを明記しました。
2016年1月からのスケジュールはどうなるの?
2016年の標準的な予防接種スケジュールは、2014年10月版と大きな変更はありませんが、2015年5月に発売となりました髄膜炎菌ワクチンを追加しました。また、四種混合の初回3回のおすすめ接種時期、1歳で受けるワクチンの推奨接種スケジュールのパターン、小児用肺炎球菌ワクチンの補助的追加接種の対象者を変更しました。
主な見直し及び変更点(7歳までの予防接種受けジュール)
- 2015年5月の髄膜炎菌ワクチンの発売にともない、接種スケジュールを追加。
・髄膜炎菌ワクチン(任意接種)、接種回数1回
・2歳から受けられます。海外留学や高校や大学で寮生活をする人などは接種がすすめられます。
- 四種混合ワクチンのおすすめ接種時期を変更。
・初期免疫(1回目〜3回目)のおすすめ接種時期の終了時期:「9か月未満」→「6か月未満」
・初期免疫の生後6か月までの接種推奨は、WHOの百日せきのposition paper(2015年8月)に準じています。
- 1歳で受けるワクチンの接種スケジュールのパターンを追加
・吹き出しを変更
(改訂前)「MR・おたふくかぜ・水痘の同時接種は、ヒブ・小児用肺炎球菌・四種混合のついか接種の1週間後に受ける」
(改訂後)「ヒブ・小児用肺炎球菌・四種混合・MR・おたふくかぜ・水痘の6本を同時接種で受けることや、ヒブ・小児用肺炎球菌・四種混合の追加接種の1週間後に受けることもできます。」
- 小児用肺炎球菌ワクチンの補助的追加接種のおすすめ年齢の変更
・「1歳2か月〜5歳未満」→「3歳〜5歳未満」
主な見直し及び変更点(0歳の予防接種受けジュール)
- 日本脳炎ワクチンの接種スケジュールを追加。
・日本脳炎ワクチン(定期接種)の標準的な接種スケジュールは、従来通り3歳からです変更ありませんが、生後6ヶ月から定期接種で接種できますので、「0歳予防接種スケジュール」に追加しました。
- 四種混合ワクチンのおすすめ接種時期を変更。
・初回(1回目〜3回目)のおすすめ接種時期の終了時期:「9か月未満」→「6か月未満」
・初期免疫の生後6か月までの接種推奨は、WHOの百日せきのposition paper(2015年8月)に準じています。
- 1歳で受けるワクチンの接種スケジュールのパターンを追加
・吹き出しを変更
(改訂前)「MR・おたふくかぜ・水痘の同時接種は、ヒブ・小児用肺炎球菌・四種混合のついか接種の1週間後に受ける」
(改訂後)「ヒブ・小児用肺炎球菌・四種混合・MR・おたふくかぜ・水痘の6本を同時接種で受けることや、ヒブ・小児用肺炎球菌・四種混合の追加接種の1週間後に受けることもできます。」
2014年10月からのスケジュールはどうなるの?
2014年10月1日から水痘(みずぼうそう)ワクチンが定期接種となりました。それにともない水痘ワクチンのスケジュールを変更しました。
また、おたふくかぜワクチンの2回目を小学校入学の前年にMRワクチンと同様の時期にスケジュールを変更しました。地域の流行状況などを考慮して、 3歳から4歳に日本脳炎ワクチンと同時接種でも受けられます。
主な見直し及び変更点(7歳までの予防接種受けジュール)
- 2014年10月の水痘(みずぼうそう)ワクチンの定期接種化にともない、接種スケジュールを変更。
・定期接種の対象期間:1歳‐2歳(3歳未満)
・1回目のおすすめの接種時期:「1歳0か月-1歳3か月未満」→ 「1歳0か月-1歳1か月未満」
・2回目のおすすめの接種時期:「1歳3か月-5歳未満」→ 「1歳3か月-2歳未満」
- おたふくかぜワクチンの接種スケジュールを変更。
・2回目:「3歳」→「6歳」
・2回目のおすすめの接種時期:「3歳-6歳未満」→ 「3歳-7歳未満」
・吹き出し「日本脳炎ワクチンとの同時接種でも受けられます。」を追加
主な見直し及び変更点(0歳の予防接種受けジュール)
- 2014年10月の水痘(みずぼうそう)ワクチンの定期接種化にともない、接種スケジュールを変更。
・定期接種の対象期間:1歳‐2歳(3歳未満)
・1回目のおすすめの接種時期:「1歳0か月-1歳3か月未満」→ 「1歳0か月-1歳1か月未満」
2014年8月からのスケジュールはどうなるの?
接種スケジュールの変更はありません。
厚生労働省の発表を受けて、2014年8月改訂版から水痘(みずぼうそう)ワクチンの定期化の時期を2014年10月と明記しました。
2014年3月からのスケジュールはどうなるの?
接種スケジュールの変更はありません。
2014年3月改訂版から13歳までに接種する主な小児のワクチンをすべて掲載しました。
主な見直し及び変更点(7歳までの予防接種受けジュール)
- スケジュールの範囲を13歳まで拡大
- HPVワクチンの接種スケジュールを追加
- 水痘(みずぼうそう)ワクチンの表記を水痘(みずぼうそう)ワクチンに変更
- 日本脳炎ワクチンの接種回数のチェック欄を追加接種を含む4回に変更
- 定期接種と任意接種の区別を分かりやすくピンクとイエローに変更
主な見直し及び変更点(0歳の予防接種受けジュール)
- スケジュールの範囲を1歳前半まで拡大
- MR・おたふくかぜ・水痘(みずぼうそう)ワクチンの接種スケジュールを追加
- 定期接種と任意接種の区別を分かりやすくピンクとイエローに変更
2013年11月からのスケジュールはどうなるの?
2013年11月から小児用肺炎球菌が7価(PCV7:7種類の肺炎球菌に予防効果がある)から13価(PCV13:13種類の肺炎球菌に予防効果がある)に切り替わりました。
主な見直し及び変更点
- 小児用肺炎球菌ワクチンの任意接種で接種できる年齢が変更
- 小児用肺炎球菌ワクチンの“補助的追加接種”の記載を追加
補助的追加接種とは
2011年10月までの7価ワクチンに含まれてない6価分の免疫をつけるために、7価
の接種完了者も8週以上あけて13価ワクチンを1回接種します。ただし、任意接種
のため接種費用は自己負担です。
2013年4月からスケジュールはどうなるの?
2013年1月現在、子どもの予防接種スケジュールに関する変更が検討されていましたが、4月1日からヒブ、小児用肺炎球菌、ヒトパピローマウイルスワクチン(子宮頸がん等の予防)の定期接種化が決定しました。
「2013年4月版予防接種スケジュール」はこちらをご覧ください。
主な見直し及び変更点
- BCGワクチンの接種時期の見直し
BCGの接種年齢を生後1歳未満までとした上で、標準的接種期間を生後5か月以上8か月未満までとする。
- ヒブワクチン、小児用肺炎球菌ワクチンを定期接種に変更。
スケジュールの変更点
BCGの接種時期が5~8ヶ月となったことで、ロタウイルス、四種混合、BCGワクチンの接種時期を変更しました。
- ロタウイルスワクチン(5価)の3回目:
「5か月7日」→「4か月0日」(2回目の4週後)
- 四種混合ワクチンの3回目:
「5か月7日」→「5か月0日」(2回目の4週後)
- BCGの定期予防接種の対象年齢:
1歳未満まで延長
- BCGの1回目:
「4か月1週」→「5か月7日」(四種混合ワクチン3回目の1週後)