2009年8月28日~30日に大宮ソニックシティで行なわれた第19回日本外来小児科学会年次集会で
ポスター発表をしてまいりました。
テーマは「市販後早期にヒブワクチン接種を済ませた児の保護者へのアンケート」です。
これは、2009年3月に、「VPD(ワクチンで防げる病気)を知って、子どもを守ろう。」の会、会員医師の
施設でヒブワクチンの接種を済ませたお子さんの保護者の方を対象に行ったアンケート結果を発表
したものです。アンケートにご協力くださった保護者のみなさま、会員の先生がた、ありがとうございました。
調査結果からは、保護者の方の予防接種情報源が妊娠中からお子さんの月齢に合わせて変化していること、
ヒブワクチンの認知について、「小児科医」からの情報以外にも、「新聞・ニュース」が情報源となっていたこと、
ヒブワクチン接種を決定した最大の要因が「死亡や後遺症」であったこと、などが見えてきました。
また、これから国内で承認される予定の小児用肺炎球菌ワクチンを例に、情報を付与することで
接種意向がどのように変化するかを見たところ、簡単な情報であっても接種意向があがることがわかりました。
これらは、新しいワクチンが導入される際に参考になると考えています。
調査結果について、詳細は事務局までお問い合わせください。 info@know-vpd.jp