2011年2月7日に「VPDを知って、子どもを守ろう。」の会 編『お母さんのためのワクチン接種ガイド』(日経メディカル開発)を出版しました。
■趣旨:
重症の敗血症や髄膜炎を効果的に予防する小児用肺炎球菌結合型ワクチンの登場を契機に、幼い子どものいる家庭ではVPDに対する関心が高まっています。その半面、近年、様々なワクチンが登場し、接種スケジュールも複雑化しています。本書はワクチンとVPD(ワクチンで防げる病気)について保護者が知っておくべき基本知識と最新の正しい情報を、マンガと文章で、やさしくわかりやすく提供する。
■本書の特徴
◎VPDの現状、それぞれの病気の特徴とワクチンの特徴、ワクチン接種の実際を、イラストや漫画を多用して、親しみやすく、かつ要点がだれにでも明快にわかるように構成。
◎ ワクチンの効果、副反応や接種のタイミングなど、ワクチンについての正しい基礎知識を分かりやすく伝える。
◎医師と保護者の間で、ワクチンに関する情報の橋渡しをするツールとして利用していただく。保健・教育関係者にもワクチンやVPDの具体的説明や指導に役立つツールになる。
読んでいただきたい方は、乳幼児・小児のお母さん、開業医、一般勤務医、保健所関係者、保育・学校関係者などです。 お子さんの育児書として、出産祝いとしてお役に立てます。
B5版72ページ(1680円)
目次
B型肝炎 ヒブ感染症 肺炎球菌感染症 ロタウイルス胃腸炎 ジフテリア・破傷風・百日せき 結核 ポリオ(急性灰白髄炎) 麻しん(はしか) 風しん おたふくかぜ(流行性耳下腺炎) みずぼうそう(水痘) 日本脳炎 インフルエンザ 子宮頸がん
ワクチンとはどのようなものですか?
なぜワクチンを受けなくてはいけないのですか?
ワクチンは自然感染より安全なのですか?
ワクチンより自然感染したほうが免疫は確実ではないですか?
ワクチンを受けずに病気にかかっても治療すればいいのでは?
海外渡航するのですが予防接種はどうすればいいですか?
世界で広く使われているのに、日本で摂取できないワクチンがあるのですか?
日本の予防接種体制の現状と問題点
予防接種スケジュール一覧