9月1日からこれまでの生ポリオワクチン(OPV)にかわって単独不活化ポリオワクチン(IPV)の接種が始まりました。(4回目の接種は国内で治験データがなく、現時点では定期接種ではありません。)
これまで集団接種だった地域でも、ほとんどは個別接種(自分で医療機関に予約して接種する)になっていますので、お住まいの自治体や広報誌などでご確認ください。
単独不活化ポリオワクチン(単独IPV)の接種スケジュールは三種混合ワクチン(DPT)と同じですので、三種混合と同時接種で受けます。ほかのワクチンとも同時接種ができますので、かかりつけ医に相談してください。
2012年11月から四種混合ワクチン(DPT-IPV)が導入されますが、百日せきも流行していますので、それを待たずに生後3か月になったら三種混合ワクチンと単独不活化ポリオワクチンを同時に受けてください。百日せきは乳児がかかると重症になりやすいVPDです。
11月に予定の四種混合ワクチン導入後も、三種混合ワクチンとポリオワクチンの接種が完了していない場合には、原則としてですが四種混合ワクチンは接種しません。