以前から皆様が望んでいた任意接種のワクチンの定期接種化についてです。
ヒブ、小児用肺炎球菌、HPV:ヒトパピローマウイルス(子宮頚がんなどの予防)の3ワクチンに関しては、定期接種化が閣議決定されました。国会で3月以内に承認されれば、4月から定期接種になる見込みです。
定期接種化に関して、私どもNPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会(以下VPDの会)の活動も、ささやかながら貢献できたものと思っております。皆様のご支援に感謝致します。
現在VPDの会では、水ぼうそう、おたふくかぜ、B型肝炎ワクチンの定期接種化の早期実現のための活動も行っております。ただし、予算の問題のために、時期は明確ではありません。
これらのワクチンは、定期接種化を待たずに、接種年齢に達したらすぐに接種をしてください。病気は待ってくれません。重い後遺症が残ってしまったら、それこそ一生後悔することになります。また、WHO(世界保健機関)が定期接種化を勧告しているにもかかわらず、取り残されているロタウイルスワクチンの定期接種化の早期実現に向けても、色々と努力を続けております。