2023年9月20日から日本全国でオミクロン株(XBB.1.5)対応の新型コロナワクチンの接種が始まります。
COVID-19の5類に移行した5月以降、定点医療機関からの報告数は増加傾向が続いており、新型コロナウイルス感染症は今も流行の最中にあります。同様にCOVID-19による入院患者数等も増加しています。
新型コロナウイルスが出現してまもなく4年となりますが、まだ分からないことが多くあります。特に小児の新型コロナウイルス感染症に関しては、罹患後症状(いわゆる後遺症)も含め解明されていません。分からないから「かかってもいい」のではなく、分からないからこそ「防ぐことが大切」だと考えています。
日本小児科学会が「小児への新型コロナワクチン接種に対する考え方」を公表し、生後 6 か月~17 歳のすべての小児に対する新型コロナワクチン接種の推奨をしています。当会も、子どもたちの健康と将来を守るために新型コロナワクチンの接種をお勧めします。
2023年9月12日
NPO法人VPDを知って、子どもを守ろうの会