新しい日本脳炎が発売になりました

6月2日に新しい組織培養型（新型）日本脳炎ワクチンが発売になりました。
しかし現在は生産が間に合わず品不足のために、これまでの従来型ワクチンと同じく、積極的勧奨接種の差し控えが行われています。このため標準的な接種年齢（3歳）になっても保健所からの接種案内も保護者には届きません。

日本脳炎は、ＷＨＯ（世界保健機関）が認めるように、重大な病気であり、ワクチンでしか防ぐことはできませんので、予防接種をおすすめいたします。日本脳炎ワクチン接種を希望される方は、新型ワクチンでも、従来型ワクチンでも、保健所などに問い合わせて、無料券（予診票）を入手してから受けて下さい。一部の地域では小児科医院などに無料券がおいてあります。
新型でも、従来型でも、日本脳炎ワクチンの安全性は高いので、安心して受けてください。（薗部友良）

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