私たちの身の回りには、細菌やウイルスによって引き起こされるさまざまな感染症があります。これらを防ぐためにもっとも有効な手段が“ワクチン”です。ワクチンは、感染症の原因となるウイルスや細菌を精製・加工して、病原性(毒性)を弱めたりなくしたりして、体にとって安全な状態にしたものです。
本当にかかってしまう前にワクチンを接種して、その感染症に対する抵抗力(免疫)を作っておこうというわけですね。
ここでは、ワクチンのしくみや役割について、お話ししましょう。
(2024年4月更新)